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【将棋】生ける伝説!加藤一二三(ひふみん)(九段)引退へ!!

どうもこんにちは。今回は将棋界の生きる伝説!加藤一二三さん(九段)の引退についてお話していきたいと思います。笑ったときに見せる歯がとてもキュートですが。最年棋士として、神武以来の天才として鳴り物入りで鬼の住処といわれる将棋界に現れ、、スイスイとC級2組からA級クラスに駆け上り、名人を獲得した天才・加藤一二三さん。C級2組からA級に4期連続で駆け上がったのは、将棋界の太陽と呼ばれた、中原名人と加藤一二三さんの二人しかいません。そんな加藤一二三さん(九段)の伝説や引退について調べてみました。

 

加藤一二三プロフィール

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氏名:加藤一二三

生年月日:1940年1月1日、

出身:福岡県嘉穂郡稲築村(現・嘉麻市)

学歴:早稲田第二文学部西洋史学専修中退。

戦法:棒銀(加藤棒銀)

主なタイトル

  • 名人 1期(第40期-1982年)
  • 十段 3期(第7期-1968年度・19期~20期)
  • 王位 1期(第25期-1984年度)
  • 棋王 2期(第2期-1976年度~3期)
  • 王将 1期(第28期-1978年度)
  • 登場回数合計 24回
  • 獲得合計 8期 (歴代七位)

 

目次

・引退理由

・ひふみん伝説

・まとめ

 

引退理由

 

C級2組の順位線で竹内雄吾4段と大局し負けたこととで、降級点が3点に。規定により公式の大局がなくなり次第、引退されることが決まりました。

 

加藤一二三さんなどの有名プレイヤーが引退するというのは

ある意味、新旧世代交代の瞬間でもあります。。。

 

ずっといるのが当たり前だと思っていた人がいなくなるのは本当に寂しいものですね。

 

引退を惜しむ人が多いのも頷けます。

 

順位戦とクラス

 

順位戦を戦って勝つことで上のクラスに昇格していきます。

 

クラスは4クラスあります

3段リーグ→C級2組(プロ入り)→C級1組→B級2組→B級1組→A級→名人(名人戦はA級順位1位と現名人が対局して名人の座をかけて戦います)

順位戦のC級2組は一年間で一人10局ほど、対局します。その成績に応じて昇級・降級が決まります。

 

C級2組と降級点

 

C級2組というクラスは3段リーグから這い上がってきた新人のプロ棋士と、一時代を築いていたオールド棋士が入り乱れて戦う激戦区。

新4段達は一つでも上のクラスを目指して、

オールド棋士達も上のクラスを目指しつつ、降級点を取らないように

ひざを突き合わせ戦います。

 

 

通常C級2組から降格するとフリークラスという将棋棋士救済の為の最後の受け皿があります。

 

しかし、フリークラスには年齢制限が設けられていて、65歳以上の棋士がC級2組から降格してもフリークラスに転更することはできない、とういう規定があります。

 

加藤一二三さんの場合、この規定があるため、フリークラスへ転更できませんでした。

 

将棋界は年齢制限という厳格な規定があり、プロ棋士になるにも年齢制限が設けられています。この年齢制限という高い参入障壁がプロ将棋の質を保っているともいえます。

 

ひふみん伝説

 

伝説その1

ネクタイがとにかく長い!

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おそろしくネクタイ長いです。えぇ、ひふみんクラスになるとオシャレはネクタイの長さに現れるんでしょう。通常運転です。

 

伝説その2

盤を逆から覗く。。。

 

はい。マナー違反でも、心理作戦でもありません。

相手が座っている盤面から局面をみると、また違った世界が見えるそうです。

通常プロなら頭の中でそれをするんですが、、、ひふみんは必ず相手の後ろから盤面を覗いて確認します。通常運転です。

 

伝説その3

うな重

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ひふみんはうな重大好き!でスーツの両方のポケットの中にはうな重を支払う為のお金が入っているんだとか。。。都市伝説です。

この満たされた顔。なんだか後光が見えるのは私だけでしょうか?

 

伝説その4

食べすぎひふみん。

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ひふみん。食べるの大好き!大好きすぎて体調壊したりするお茶目さん(白目)・・・むしゃむしゃ食べとる。

 

伝説その5

犬派から猫派

もともと、犬派だったひふみんでしたが、猫同士助け合うところを見て猫がすきになりました。

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4匹の野良猫にハローと声を掛けたことは有名。

「やぁやぁ猫くん。君も将棋に興味があるのかい?」

近所の野良猫にエサをあげていたひふみん。近所迷惑で提訴されてますにゃー!

 

ひふみんの輝かしい記録

最年長現役棋士
最長現役勤続年数
最高齢対局記録
最多対局数
最多敗戦数
新人棋戦以外での最年少公式戦優勝(高松宮賞争奪選手権戦)17歳0ヶ月
最年少A級 18歳
最年少名人挑戦 20歳
順位戦でのデビューからの4期連続昇級(加藤の他には中原のみ)
A級順位戦最多勝利 149勝
A級順位戦最多対局 313局

参照

 

 

まとめ

 

神武以来の天才!加藤一二三さん。

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笑顔がキュートでたまりません。

なんてかわいい歯なんでしょう。

加藤一二三さんに限らず、プロ棋士はすべからず、将棋というゲームが好きで好きでたまらない生き物です。

 

ユーチューバーより好きなことで生きてきた77歳の伝説の将棋棋士。

 

最少年棋士として現在まで50年以上将棋の世界で生き抜いてきた加藤一二三さん、まだ公式の対局自体は残っていますが、まずはお疲れ様といいたい。