今回は川島なお美さんを紹介します。
川島なお美さんといえば、
「私の血はワインでできている」
「○○のドラマの×××役の演技なら私のほうがもうっと上手にやれる!」
といって憚らなかった、ちょっとお馬鹿で、高飛車な女優さんですが、なんか憎めない人なんですよね。
最近、あまりテレビで見ないななんて思っていましたが、今回の川島なお美さんのニュースを見て衝撃を受けました。
みなさんも驚かれたのではないでしょうか?
あの美しくて挑戦的な川島なおみさんの姿はどこにもありませんでした。
都内で行われた仏シャンパンブランド「コレ」の日本進出会見に、夫でパティシエの鎧塚俊彦氏(49)とともに出席された時のものです。
腕の辺りをご覧になってもらえば、よくわかりますが肉は削げ落ちていて、ほぼ骨に近い状態です。
もしかしたら体重は30kgもないんじゃないかと思われるくらいにやせ細っていて少し痛々しい姿に感じます。
この姿を見たらおもわず反射的にいたわる言葉を投げたくなりますし、実際、記者の間からも体調を心使う声もあったといいます。
それに対して川島さんは
「大丈夫です。元気です」
とコメント。
また、
「私が乗り越えた病気は 5年生存率50%という厳しいものです でも もっと生存率の厳しい芸能界で35年生存してきたので これからも大丈夫!と自分を信じたいです」
と、発言されています。
5年生存率50%は余命5年ではもちろんなく、統計的な数字だとおもわれますが、それでも医師に宣告されると厳しい数字です。
その現実を、しっかり受け止めて、川島なお美さんが、おしゃられた、自分を信じたいという言葉は考えさせられるものがあります。
もちろん「自分自身を信じて生きていく」という言葉には、夫である鎧塚俊彦さんの献身的なサポート、支えがあってのことだと思います。
芸能人はメディアなどで取り上げられるので、近くて遠い知り合いという感覚がすくなからずあります。
最近会わなくなった知人をなにかの拍子に久しぶりに近況を知って何も出来ずに愕然とした気分が、今回の癌の手術を乗り越えた川島さんの闘病姿でした。
川島さんの癌は、去年の8月に肝内胆管癌が発見されていて、その後、癌の治療自体は、去年の一月に手術を受けています。
手術は12時間にも及ぶ大手術だったそうです。
“実は手術前には、夫でパティシエの鎧塚俊彦氏(48)のために遺言まで書かれていたそうです。
覚悟の上で手術に挑まれたんですね。
この記事の冒頭近くに川島なお美さんが事実激変して、少し痛々しい姿だと書きましたが(もちろん、初見の印象はそうなのですが)この川島なお美さんを見ていて、素直に笑顔だなと書いてて思いました。
がんばった笑顔ではなくて、自然な笑顔で素敵だと思います。
命を燃やして生きる。一瞬、一瞬を集中して素直に受け止めながら正直に生きているように見えました。
もしも、仮に医師の選択が正しくて、余命が5年で50%の確立で、川島なお美さんの生涯が終えたとしても、川島なおみさんの人生の最後には後悔がないんじゃないかと、この笑顔を見て感じました。